弊社の機械設計業務は、大手メーカー様からの依頼の元、弊社の業務スタートでもある複写機／複合機の筐体設計・外装設計をはじめ、給紙ユニットや排紙ユニットなどの機構設計、光学機器や医療機器関連商品における精密機械設計等を主とした業務を行っております。
また、これらの設計業務に付随し、性能評価試験や量産試験や量産のフォロー、量産設備の設計等も行っております。

近年、家電製品は、IT家電・デジタル家電とよばれるようになり、様々なメカニカル部分の機構が制御されるようになり、複雑になってきているばかりでなく、部品数の低減・形状の変更・部品の共通化・ビス等の接合部の省略化・素材や材料の変更・製造工程の変更等を検討するコストダウンもかなり進んでおります。
弊社では家電メーカー様向けにこういった機構部分の制御（ソフトウェア開発）の強みも活かし、機構・構造・ソフトウェア等の多方面でのコストダウン設計も行っております。

もちろん、設計は2DのCAD、3DのCAD共に対応可能です。電気設計（協力会社と連携）では構想設計から回路設計、シーケンス等の制御も行っております。

90年代より始められた海外（台湾・中国）での金型製造は、海外における日系メーカーのもの作りを支え、日本産業の基盤の一部を担ってきました。
現在ではそれらの成果が、生産技術向上や日本のみならず欧米諸国メーカーの製造コストダウンとして貢献し、世界の金型製造業界を支えるまでにもなりました。
日本での製造もまだまだ行われておりますが、プラスチック金型においては海外生産というものが日本メーカーのデフォルト値になりつつあります。

タリーではお客様のご要望を「コスト、品質、納期」という3つの大きな要素に分けて考慮し、国内外のネットワークを駆使し最適な方法でご提供させていただきます。